ベルリンの食材店 2023年5月現在
もっと早くに紹介すべきテーマでした、今回はどちらかというと和食料理人向けの記事になります。
一言お伝えしておきますが、日本国内の食材流通のありがたみをこちらに来て感じました。同等の商品価値で求めるとなかなか難しく、ある程度以上の品質は我慢しないといけなかったりします、つまり目利きです。商品をより見て購入しないと、日本ほどの信用度はありません、賞味期限きれなんかもしばしば・・
今回ご紹介したいのはこちら
1、go Asia Supermarkt 東方超市 (ベルリンに約9店舗ほど)
2、VINH-LOI Asian Supermarkt (ベルリンに約4店舗ほど)
ほぼこの2店舗になります、この数年店舗数が増えてきて豆腐、生鮮野菜、味噌、麺類、冷凍魚、冷凍野菜、日本のお菓子、調味料が購入でき日本で大手企業のキッコーマン様、日清様、CYOYA様、ビールのキリン様、ASAHI様・・・と出会えるので少し嬉しくなります。
実際他の店舗もありますよと言われそうですが、私が買えるとお伝えするのは生鮮野菜の事です。この2年ほどで調味料や長く保存できるものはEDEKAスーパーやREWEスーパーでも商品コーナーが拡大してきたように思います。
生鮮野菜の種類
私、日本料理を専門にしてます、いわゆるプロです。豆腐がなければ作りますし、漬物なければ糠漬けしたりと一応知識はあるのですが原材料がなければ何ともできません。ほんとに日本は一般的に食材数が多いですね、こちらで普通に手に入らない食材は大葉、三つ葉、白葱、水菜、千両ナス、春の山菜類、筍、牛蒡、茗荷、菜の花、里芋系が使いたい時にまず手に入りません😭 文化が異なるので致し方ありません。
これ以外の野菜は上記の2店舗か以前に紹介したプロ用食材店で何とかなりますが、品種が少し違う事と筋が強かったり、キメが荒かったり肉質が違っていたりと色々よろしくありません。なので同じ料理をしよう物ならだいぶイメージと変わると思います。
流通量の多い食材を決めて違う野菜に置き換えるなどの工夫をしていくと新たな発見もあり楽しめると思います、大根よりコールラビ、里芋より種類の豊富なじゃがいも、茗荷の代わりにセロリと赤玉葱の千切りとか・・この様に代用していると料理の幅も広がるし原価の節約にもなると考えます。
輸入の物はコスト等がプラスされて2倍・3倍の価格になっています。そのため日本料理店はより高級店なのです!しかし逆も然りです、日本では高い輸入野菜が状態よく手頃な値段で手に入るのでこれを素直に使う方が良いですよね、その地域に適応して料理はさまざまに変化していくので料理人は楽しめるのではないでしょうか?
こうした仕事をしてて、地産地消の意味と良さを理解し出したのがこの時期の思い出です。
豊富な魚種とちょっと野菜・調味料
もう1店舗ご紹介させていただきます、こちらの「Fish No1 super markt」という店舗ですがベルリン界隈ではレアな魚が手に入ります、ここの入荷周期ははっきりとわからないですが、金曜日は他店と同じく狙い目です。
さわら、キス、ハガツオ、生ウナギ、ハマチ、あじ、サヨリ、太刀魚を発見(目撃)しています。必ず全種類あるわけではないですが小売り店舗としては個人的にお勧めですです
一度足を運んでみてもいいと思います。
新たな情報があればまた更新していきます、今回もご覧いただきありがとうございました、それでは次回もよろしくお願いいたします。
2023年 9月にオープン Japan Plaza ージャパンプラザー
2023年10月追記
恋しくなる日本食材店の新店舗がオープン→「Japan Plaza」
また強敵「go Asia」 の第9店舗目の開店も進められています
Nollendorfplatz側のEDEKAスーパーと薬局Apothekeの間、開店時期は未定ですが後日調査🔍してきます
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